更新:2021年5月1日

夏も近づく八十八夜
野にも山にも若葉が茂る
あれに見えるは茶摘みぢやないか
あかねだすきに菅(すげ)の笠

引用元:茶摘み – Wikipedia

有名な文部省唱歌「茶摘」の歌詞にもある『八十八夜』とは、立春(2月3日)から数えて88日目のことで、今年は、5月1日がその日です。この時期に、その年のお茶の新芽が摘菜されます。
これが、新茶(一番茶)と呼ばれる茶葉です。(産地によって摘採時期が若干異なります)

爽やかな香りが高く、甘味と渋味がバランスよい新茶は、今の時期しか味わえないので、お茶好きには見逃せません。一口にお茶と言っても、種類、産地、品種により風味が異なります。

一般的に飲まれている煎茶の有名な産地(カッコ内は銘柄)ですと、静岡県(静岡茶)、鹿児島県(鹿児島茶)、福岡県(八女茶)、三重県(伊勢茶)、京都府(宇治茶)、埼玉県(狭山茶)などがあります。

ペットボトルやティーバックのお茶は、手軽に飲まれていますが、ぜひ、茶器で入れたお茶も飲んでみてください。また、違う味わいがあります。
どの産地のお茶を飲んだらよいか迷う方は、お茶の生産量日本一の静岡茶から始めてみてはいかかでしょうか。