寒露

秋分が過ぎ、朝晩だけでなく、日中も過ごし易くなり、一段と秋が深まってきました。
今日から24節気の寒露(10月8日~10月22日)になります。
昼間の大気が、夜のひんやりとした空気で冷やされ、露となって、木々の葉や地面につくのが、寒露の頃です。

秋は過ごしやすいが故に、ついつい気が緩み、風邪をひき易くなります。
夕食後に眠くなり、そのまま寝てしまい、寒さで目覚めるなんて経験は、私だけではないはず。

眠気を感じたら、外の空気に触れてみましょう。
秋は月見の季節です。空気が澄んでくるので、くっきりとした月を見ることができます。ベランダに出て、温かい飲み物でも飲みながら、ゆったりと月を眺めてみましょう。

中秋の名月は過ぎてしまいましたが、名月でなくても、満月は毎月見られますし、満月だけが月でもありません。
新月、三日月、十三夜、十五夜(満月)、上弦の月(半月)、下弦の月(二十三夜)、十六夜などなど、月の満ち欠けによって、さまざまな呼び名がありますので、月を眺めながら、その名前の由縁に思いを巡らしながら、秋の夜長を過ごすのも素敵ですね。

季節の暦

前の記事

重陽の節句
季節の暦

次の記事

霜降