春分 2022

雨水(2022年2月19日)を過ぎてもなかなか暖かくならないので、春はどこへ行ったのやら、と思っていましたら、スルリと何食わぬ顔でやって来ちゃいましたね。
今日は春分です。昼と夜の長さが同じになる日です。

春分と言えば、新入社員だった頃、海外から来社された得意先の方々にお茶出しをした際、春分の日の事を聞かれたのですが、よく聞き取れず、キョトンとしていたら、イークワルデイ(聞こえたまま言葉にしてみました)でしょう?、と噛み砕いた説明をして下さったので、そこで、やっと春分の日のことを言っているのだとわかりました。
ちなみに、春分の日は、英語では、Spring Equinox Day、またはVernal Equinox Dayと訳されますが、アメリカでは、First day of Spring. とも言うようです。
春が始まる日ですが、日本ですと立春になりますので、少しズレがありますね。

また、春分の日は、お彼岸の中日に当たります。
この日を挟んで前後3日を入れた約1週間は、春のお彼岸です。亡くなった家族やご先祖様のお墓参りをします。仏教の行事ですが、故人を偲ぶと言うならば、宗教を問わずに、お墓参りをしても構わないのではないでしょうか。

ちなみに、春分の日は、国民の休日として法律に定められており、その定義が、「自然をたたえ、生物をいつくしむ」だそうです。お墓参りではないのが、驚きですね。
でも、秋のお彼岸である秋分の日は、「祖先をうやまい、なくなった人々をしのぶ」と定義されていますよ。

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