更新:2022年9月5日

前回に続き、訪問入浴サービスの話になります。
訪問入浴とは、介護認定後に受けられる介護サービスのうちの1つで、事前に契約した曜日や日にちに、スタッフが3名1組で、利用者の居宅を訪問します。

入浴は、浴槽を部屋に持ち込み、お風呂場からお湯(排水もお風呂場)、キッチンから水を引いて、浴槽に適温のお湯を溜めて作業をしますが、お風呂場からお湯が引けない場合は、車に積んである給湯器を利用します。

我が家の場合、寝たきりなので、全長190cm位の浴槽に横になった状態で入浴します。住宅事情により、長い浴槽を置けない場合は、コンパクト型(半分位の浴槽)を使用するそうです。
また、体や髪を洗うソープ類は、利用者の肌に優しいもので、入浴時に使用するタオル類も持参するので、利用する側は、着替えとバスタオル2枚を用意するだけです。

スタッフの中に看護師さんが1名いて、入浴の前後に利用者のバイタルを測り、体調の良し悪しをみます。体調不良やその他の理由で、入浴できない場合は、清拭(温かいタオルで体を拭く)をしてもらうこともできます。
天候に係らず*1サービスを提供してくださるので、利用者側としては大変有難いです。

先日、浴槽の重さを伺ったところ、何と!20㎏ほどあるそうです。
これを車両から部屋まで背負って、1日に何軒か訪問して作業をしているのですから、大変ですよね。訪問するお宅は様々ですから、エレベーターがなく階段を上がる場合もありますので、真摯な気持ちと体力がなければできない仕事です。

毎度毎度、お世話になっており、スタッフの方々の仕事ぶりには感謝の念に堪えません。

*1:車両が安全に走行できない場合(大雪で路面が凍結しているなど)は、訪問入浴はお休みになります。