更新:2021年12月26日

2021年も最後の月となりました。
コロナ禍、東京オリンピック、衆議院解散総選挙など、良くも悪くも目まぐるしい一年でしたね。
間もなく、新しい年を迎えますが、来年は、明るく豊かな年になって欲しいですね。

12月22日は、冬至でした。冷たい空気が身に染みる、本格的な冬になってきましたね。
寒さで消耗した体力を回復するために、寒い夜は早めに就寝し、一日頑張った体を労ってあげましょう。

今月のいっぷく。は、ほうじ茶です。

うず巻きが編んだひざ掛けをバックに

いまでは、あまり見かけられませんが、以前は、お茶屋さんの店頭に焙煎機があり、店先を通るときに、ほうじ茶の芳ばしい香りがよくしたものです。子供ながらにも、あの香りが大好きでした。

我が家では、もっぱら緑茶ばかりでしたので、外出先でしかほうじ茶を飲む機会がありませんでしたが、母が元気な頃に、家族旅行で行った京都の割烹で飲んだ、冷えたほうじ茶が非常に美味しかったのをいまでも覚えています。
ほうじ茶は、飲んだあとに少々イガイガ感が残る感じがあり、常飲することがなかったのですが、京都で飲んだほうじ茶は、全くそれがなかったので、ほうじ茶に対する考え方が大きく変わりました。

ほうじ茶は、緑茶に比べカフェインが少ないので、夜に飲んでも大丈夫です。
また、芳ばしい香りは、緊張した気分ををリラックスさせてくれます。

帰宅後ひと息ついた時、夕食後の団欒時、あるいは、就寝前のひと時に、香り立つほうじ茶で、ホッコリしてみませんか?

プチ情報

緑茶を焙煎してつくられるほうじ茶ですが、その淹れ方は、緑茶とは異なります。
おいしく頂くためにも、ぜひ淹れ方を覚えておいてください。決して難しいことではありません。至って簡単で、茶葉の量は、「1~3人分くらいでしたら、大さじ4」で、「沸騰した(できれば、カルキ抜きした)お湯をいっきに注ぐ」だけです。他の緑茶は、種類によって温度が異なりますが、ほうじ茶は湯冷ましをする必要がありません。 「蒸らす時間は、約30秒ほど」ですが、アツアツのお茶を飲む時はやけどをしないように気を付けてください。