お茶と言えば?

「お茶」と言えば、どんなお茶を思い浮かべますか?

コンビニやスーバー、自動販売機で売られている飲料タイプのお茶ですと、緑茶/烏龍茶/紅茶などでしょうか。実は、これらのお茶は、それぞれ違う茶葉ではなく、同じ茶樹の葉から製造されていることを知っていましたか?

お茶の樹(学名:カメリアシネンシス)には、大別すると「中国種」と「アッサム種」の2種類があります。
中国種とアッサム種、何か気づきませんか?
そう、中国といえば烏龍茶、アッサムといえば紅茶の産地ですよね。

産地は違えども、緑茶、烏龍茶、紅茶は同じ茶樹から採った芽や葉を、異なった加工方法で製造したものなのです。では、どのような加工方法なのでしょうか。

●緑茶(不発酵茶):蒸す、炒めるなどして、葉の酸化酵素の働きを止めて製造
●烏龍茶(半発酵茶):葉の酸化酵素をある程度活用して製造
●紅茶(発酵茶):葉の酸化酵素を最大限に活用して製造

茶樹から摘み取られた葉は、そのままにしておくと葉に含まれる酵素により、発酵が進んでいきます。緑茶はその発酵を止め(不発酵)、烏龍茶は半分発酵させて(半発酵)、紅茶は発酵を止めない(発酵)で製造するのです。それ以外にも、後発酵茶がありますが、今回は、一般的に飲まれているお茶についてお話しますね。

まずは、緑茶から。
緑茶は、ほとんどが日本で生産されていて、一般的には「日本茶」と呼ばれています。
よく知られているお茶の種類では、「煎茶」、「玉露」、「抹茶」、「ほうじ茶」、「玄米茶」、「番茶」でしょうか。
これ以外に、碾茶/かぶせ茶/深蒸し茶/玉緑茶(ぐり茶)/芽茶/茎茶/粉茶/かぶせ茶/釜伸び茶/釜炒り玉緑茶などがあり、それぞれ栽培方法や加工方法が異なります。
また、手揉みなのか機械なのか、新芽なのかそれ以降の葉なのか、産地によっても、品種によっても、風味が異なります。

日本茶って、奥深いですね。
缶入りやペットボトルのお茶はよく飲まれていますが、家庭でも、いろいろな種類の日本茶を淹れて、お気に入りを見つけてみるのも、よいですよね!

次回は、「お茶の種類」について、もう少しお話しますね。        

2020/5/24(日) 更新