穀雨 2022

寒い冬が終わり、世の中がイキイキと輝き始めた春ももうすぐ終わろうとしています。
今日から、穀雨に入ります。

農家では、秋に収穫する穀物の植え付けなどがそろそろ始まる頃です。
空から降り注ぐめぐみの雨は、作物の成長に欠かせません。
穀雨とは、この時期に降る春の雨のことです。

穀物の代表といえば稲ですが、昨今は実に様々なブランド米が売られていて、選択に迷うほどですが、我が家の場合は、両親ともに美味しい米どころの出身なので、迷うことはありません。
たまに、他のブランド米を買うこともありますが、大筋ははずしません。

インターネットが普及してからは、農家直送が可能になり、さらに選択肢が増えました。
近所のスーパーマーケットで販売しているお米のブランドはたくさんあり、以前とは比べものになりません。
また、最近では家庭用(5kg、10kg)とは異なる少量タイプがあり、使用用途の幅が広がっているようです。米離れと言われて久しいですが、まんざらでもありませんね。

ただし、政府のデータによると、米の需要量は年々減少しており、それに伴い生産量も減少傾向にあります。
主食の選択肢が広がるのは良いことだと思いますが、日本人が長年食してきたお米が、食卓から消えないようにしたいですね。

炊き立ての白米は、この上なく美味しいですよ。

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