小寒 2022

明けましておめでとうございます。
今日から、24節気暦の「小寒」(1月5日~1月19日)になります。
冬の始まりである立冬から徐々に寒さが増していき、「寒の入り」である小寒から、一段と寒さが厳しくなります。

そして、この小寒の期間には、1月7日の七草粥、1月11日の鏡開き、1月15日の小正月と、畳みかけるように行事が続きます。

1月7日は、五節句の内の1つ、七草の節句です。(重陽の節句で、少し触れました)
この日は、七草粥を食べて無病息災を願います。
最近では、七草セットや七草粥がスーパーマーケットで購入できるので、手間をかけずに食べられます。ちなみに、七草とは、セリ、ナズナ(ぺんぺん草)、ゴギョウ、ハコベラ、ホトケノザ、スズナ(カブ)、スズシロ(ダイコン)のことです。

1月11日の鏡開きは、年神様にお供えし、年神様が宿った鏡餅を頂くことで、無病息災を願いますので、小さくても(最近はパック入りがありますね)処分はしないできちんと頂きましょう。おしる粉や揚げ餅なんていうのはいかがでしょうか。

1月15日の小正月は、年神様を迎える大正月(元日)行事とは異なり、餅花を飾って豊作を祈願したり、小豆粥を食べて無病息災を願ったりと、わりと身近な行事になります。また、女正月とも呼ばれ、正月行事で忙しく働いた女性たちの休息日とされていました。都心部では、あまり見かけられませんが、お正月飾りなどを燃やす「どんど焼き(左義長)」もこの頃に行われます。

1月は1年の始まりだからでしょうか、いろいろと祈願する行事が多いですね。
こんな世の中ですから、無病息災で1年を過ごせるように、七草粥や小豆粥を食べて祈願してみてはいかがでしょうか。






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