母の第2期在宅介護(見守り→寝たきり)を始めるに当たって、介護ベッドをリースすることになりました。

まずは、介護福祉用具取扱事業者から入手したカタログ(無料)で、当たりをつけた後、メーカー のウェブサイトで再度確認。

メーカーのホームページでは、ベッドのみならず、付随する介護用品なども確認ができ、体位変換方法などの有用な動画もありで、介護初心者には有り難かったです。やはり、情報収集は大事ですね。

さて、ベッド選びですが、我が家の場合、半身麻痺のため、自分で寝返りが出来ないので、自動でベッドが左右に傾くタイプか、傾かないタイプのどちらかを選択することになりました。
ソーシャルワーカーから勧められた、自動ベッドは、空気圧で作動せるための大きなコンプレッサーが付いているので、賃貸住宅の小さな部屋には、それを置くスペースなどありません。

従って、介護ベッドは、当たりをつけていた、第1候補のパラマウントベッド 楽匠Zシリーズに仮決めし、実物を見るためにメーカーのショールームへ行く事にしました。(要予約)
ショールームでは、目的のベッドに実際に横たわり、使用感(ギャッチアップ感)を試しました。
やはり、知識や情報だけと体験するのでは、大きな差があります。

詳しい情報は、パラマウントベッドのホームページで確認してくださいね。

介護において大切なのは、介護を受ける家族のQOL(生活の質)を考慮することだと思います。

ベッドひとつにしても、人それぞれの感覚がありますので、「これがお薦め!」であっても、可能であれば、使用前に一度は体験しておいたほうがよいと思います。

人は一晩に、20~30回ほど寝返りをうっているそうです。
寝たきりですと、自力寝返りができないので、ベッドと接地する箇所の血行が悪くなり、定期的に寝返りをさせなければ、褥瘡(じょくそう/床ずれのこと)、になる可能性が高くなります。

そのため、ベッドと併せてマットレスは、褥瘡予防のために、体圧分散機能があるタイプにしました。

ベッド選びは、取り敢えずこれで決まりました。後は、体位変換に必要なクッションなどですが、それは、また次回にお話ししますね。

最後に、ベッドを介護福祉用具取扱事業者からリースする場合は、使用後の変更も可能ですので、使用して、しっくりこない場合は、変更してもらいましょう。

大切なのは、介護を受ける家族が、心地良く過ごせることです。

現在、介護用ベッドは、様々な会社が製造販売しています。 ネットで調べて決めるのが簡単かもしれませんが、できれば介護福祉用具取扱事業者からカタログを入手し、判断に困る場合は、相談するのも一つです。

2020/5/25(月) 更新